2016年12月1日木曜日

今年も残りわずかですね。



12月に入り、今年1年を振り返ると、今までの人生の中で一番大変でした。
兄の病気と格闘した日々。双極性障害という心の病。躁病と鬱病が入り混じる病で、別名迷惑病とも言われます。人にとにかく迷惑をかけるのが特徴です。
今まで、会社時代は介護休暇をいただいて母の癌の介護。やめてからは、祖父二人のパーキンソン病と癌の介護をみてきましたが、兄のこの病気が一番重かったです。
本を読んで、旦那さんとお勉強したりどうすれば一番いいのかを常に考えていました。私は、精神的に追い込まれて体重が5キロ減りました。妹も5キロ減り二人でいいように解釈してます(笑)夏が、一番ひどく私は毎日びくびくしてました。兄の前では平然を装うのが大変でした。いいお医者さんと巡り会い、ちょっとづつ良くなって東京で今はお嫁さんと子供と一緒に暮らせるまでになりました。まだ、2週間に一度は帰ってきて病院に行きますが様子も落ち着いて、冗談や笑顔を見せるようにまでなりました。1年がかりでようやくここまでこれました。今でも、あの夏は恐怖でしかありません。
心の病はよく怠け病と思われがちですが、旦那さんのお母さんが『骨折や血が出ていたらみんな心配するけれど、心から血が出ているのですよ。心が傷だらけで他の病と変わりありません。できるだけ近くにいて支えてあげてね』とアドバイスをくれました。その時私ははっとさせられました。
今、特別支援の担任をしている旦那さん。生徒で暴言を吐いたり、暴れたりする子がいますが、兄と同じ状態だと気付き対応が変わったといいます。
大変な1年でしたが、乗り切った1年でもあります。
あと1つ残っているのが、私の親知らず。。。w
初めて入院して2時間の手術だそうです。怖いなあ。けど、親友が親知らずを抜いたらいつもついてない私だけど、運気があがるよ!来年はいいことだらけだよって励ましてくれました✨退院してから、1、2週間は外出できないので、楽しみにしていた定期演奏会もクリスマスも祝えませんが来年に向けてエネルギーを蓄えておこうと思います!

2016年9月27日火曜日

旅人となった日

絵本コンテストに応募しました。
絵は、イマイチですが文と一緒に見るとなんとかですかね。。。w
描く時間がなく(言い訳ですが。。。)、でも応募したかったので今まで描いた作品をなんとかこじつけまして11ページの絵本が完成しました。
文は、妹です。
良かったら、読んでください。

その人は、深い悲しみに心をとらわれていました。自分の命より大切に想っていた人を、永遠に失ってしまったからです。前のように1日を過ごそうとしても、ふとした瞬間に冷たい風が胸に吹いてきて、息が止まりそうになるのです。


ある日、その人は誰にも知られずに、一人きりで出発しました。行く先はどこか遠いところ。遠いところへ着いたら、もっと遠くへ。その日から、その人は旅人となりました。


海辺を歩きながら、旅人は思いました。
『前にも海へ来たことはあるけれど、風の匂いも、波の音もどうやらまるで違うようだ』


今度は山へやってきました。いつかあの人と一緒に見た素晴らしい景色です。でも、今は、どこか別の世界のもののようで、なんだか怖い気持ちになるばかりでした。
それは、あの人のことを思い出せないせいだと旅人は思いました。


旅人は、そんな自分が許せませんでした。むしろ自分自身こそが、遠い世界の知らないもののようでした。
食べることも寝ることも忘れ、ひたすら歩き続けていると、周りの景色も遠いものに感じて来て、いつしか目に入ってこなくなりました。そして、気付くと旅人は雲の中にいたのでした。


『自分が雲の中にいる』と気が付いた途端、突然雲の底が抜け、旅人は落ちていきました。旅人は覚悟を決めましたが、地面はやわらかく旅人の体を受け止めました。
そこは、雲の町でした。雲でできたふわふわした地面があまりに面白くて、旅人は思わず微笑みました。
でもすぐに何かに気付いたようになり、かなしい顔に戻りました。


雲の町の住人は、旅人をあたたかく歓迎しました。旅人はしばらく雲の町で過ごすことにしました。雲の町は、時間や季節によって町の様子が変わり、野原になったり森になったりするので、もっと見てみたいと思ったのです。
住人の中には、同じように大切な人を失ってやってきた人がいて、すぐに仲良くなりました。多くはお互いに語りませんでしたが並木道を並んで歩いたりする日々は、旅人の心をあたためました。


しばらく経ったある日、りんごの収穫を手伝っているときのことです。旅人は、みんなで一生懸命に集めたりんごのかごを、うっかりひっくり返してしまいました。大量のりんごが丘をごろごろ転がっていきます。旅人は怒られると思って身を小さくしましたが、みんなはりんごが転がる様子を見て、とても面白そうに笑っています。それを見て旅人も声を出して笑いました。
何年振りかに聞く、自分の笑い声を聞いて、自分は自分を思い出した、と旅人は悟りました。


次の日、旅人は雲の町を去ることを決めました。
帰り道には、草原の中に白い花が点々と咲いていました。この花はあの人が大好きだった花でした。もう旅人の心には、あのときの息もできないような苦しい風は吹きません。
思い出そうと思っても、もうそこにはないのです。
旅人の目から涙がこぼれました。あの人と自分をつなぐ最後の絆が、切れてしまったように思ったからです。
でも、それでいいのだ、と心を決め、地上へと降りていきました。


元の山へ降りていくと、空には満点の星空が広がっていました。
不思議なことに、ここで星を見上げているのは、自分一人ではない気がしました。
今はもう、ありありと思い出せます。あの人の笑い声も、繋いだ手の感触も。


旅人は、ふるさとへ帰ってきました。町はクリスマスの用意で大忙しです。
『家へ帰ろう。帰って、また家族でご飯を食べよう。クリスマスをみんなでお祝いしよう。いつ、どこにいても、微笑んでいる私たちの中にあの人の笑顔はあるのだから。』
旅人は、ゆっくりと家のドアを開けました。


おわり。


2016年3月10日木曜日

作った料理。

作ってきた料理です。
作り始めたのは、おそらく23歳くらいから。多い時は、8人でしたが、今は5人ぶん作ってます。昔から、母の料理が好きで調味料は何が入っているの?と聞いてました。
私は、白いご飯が一番の好物です。パスタの時もうどんの時も白いご飯を炊いてしまいます。
作りたくない時は、近所のみよし屋さんのお弁当を買います。おばあちゃんたちが作っていて500円と良心的。あと、鍋焼きうどんをよく作ります。海鮮丼は、大好物!ご飯を炊けばいいだけですし。
そんなこんな、作った料理を紹介します。

 寒い時は、鍋です。
 なんちゃって、フォー。中は、きしめん(笑)
 金目鯛の煮付けとさといもご飯。
 うどん。
 アジフライ。
 そうめん。お酢やオリーブなどのドレッシングをかけて。
 生姜焼き。
 マグロをつけたもの。
 酒粕の鮭。ゴーヤちゃんプル。
 オクラ巻き。
 ザワークラウトの煮込み料理。
 親子丼に卵がないバージョン。
 市販のとんかつを使ったカツ丼。
 ミートソースパスタに白いご飯。
 モツ煮込み。
 クリームソースにほうれん草をたっぷり入れて、鮭にかけた料理。
 ただ焼いただけ料理。おから。
 妹作。トマトパスタ。
 チキンのソテー。
 菜の花と豚肉の炒め物。
 妹作。カレーおたくの妹が作ったカレーは、とても美味しいw
 キャベツに豚ロースを巻いてあげたもの。
 自家製ぬか漬け。キムチ鍋。
 ベトナム料理風?w
 菜の花のおひたし。内海の近くの菜の花畑に毎年行くのでたくさん積んできます。あと、大根の菜っ葉。

日頃高いマッシュルームが安かったのでバターソテーにしました。

オムライス

最近、週に1度オムライスです笑。
はまってます。

新緑の中でうとうと眠る旅人さん。

2016年1月6日水曜日

作品展の紹介表示の絵

この空いてるスペースに、○○中学校、○○○○組、パステルの世界へようこそと書くのですが、字が上手く書けないので戸惑っている私。

私のお気に入りの家族写真。

ふみじ〜(父)と、水たまりで草を材料にスープを作っている写真。父は、この日スープ作りを2時間孫と一緒に遊び初めて自分の孫だと実感したそう。正直、姪っ子は、父に一番よく似ている。寝顔とか、下を向いた表情とか。

東京に住んでるけど、よく帰ってくるお兄ちゃん(笑)お兄ちゃんが帰ってくるとまずすることは、一緒にお散歩です。

妹と一緒に。旭高原だったような。

2016年1月4日月曜日

新年明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私たち家族は、家族で日帰りで駒ケ岳に行きました。
ソースかつ丼が食べたくて(笑)
久しぶりに、家族でお出かけできて私はとっても嬉しかったです。
写真をクリックすると、画像が大きくなります。



ひれかつ丼。お父さんは、そば付き。そして、生ビールを一杯(笑)





妹、カメラを持って色々撮ってました。


駒ケ岳にある喫茶店。コーヒーがとても美味しいのです。


川で遊ぶ。


お父さん、カブトの上が暖かいとおおはしゃぎ(笑)